草人について

 <詳細>4匹いますが、それぞれに特徴があり、きのこが生えていたり、変な生き物が乗っていたり、どんぐりがくっついていたりします。大きさは3~4cm。素材のほとんどが石灰粘土です。ニスでコーティングしていますが、落としたり、硬いもので擦ると削れたり壊れてしまうので取扱いにはご注意ください。目はプラスチック、コーティングにレジンを使用しています。平らなところでは立つことができますが、斜めになっていたり、凸凹したところでのたっちは不得意です。

よろしければ、ランダムでドライフラワーを数本同梱しているので、草人の頭の上の穴にさして遊んでください。あるいは、ご自身でドライフラワーなどをご用意して頂き、色んな植物を咲かせてくれたら嬉しいです。(※穴の中は耐水性はない為、生花や草など水分のあるものはささないようお願いいたします。)


森で生きている架空の生き物を作ってみたいと前々から思っていたのですが、今年の6月risubacoさんの企画展で初めて草人という生き物を作ってみました。企画展での草人より、今回アイドールでの子たちは少し縦長で大きめです。今後も草人たちは作っていきたいと思っていますが、同じものは作らないので、いっぴきいっぴき違います。

草人とはなんぞ?を下に書いたので興味を持ってくださった方は読んでくれると嬉しいです。上の写真の一番左の草人の上に乗っている黄色っぽいのはソラマメ虫という生き物です。


草人(ヤドリギ族)

草人の中でも絶滅危惧種のヤドリギ族。食性は植物の種を口から呑みこみ、体全体から水を吸収する。頭の上から種が発芽し、季節によって色々な植物が生える。昼行性で種を探し歩き、近年の調査では1日1000kmを歩く個体も発見されている。頭の上に育った植物の種は、草人が歩くうちに落ちて土に帰る。頭の上から落ちた種を食べることはしない。小さな個体は森のいとし子、宿り玉などと呼ばれ、大切にされている。寿命は定かではないが、古い書物には「種なく命つきる時、愛する地に根をはり神木となる。」と記述がある。

ソラマメ虫

いつもどこかに隠れている臆病な虫。葉っぱの下や、樹洞にいることが多い。大きな口が空豆の黒い部分に似ているためソラマメ虫という。雑食で食べた物によって体の色が変わる。緑・黄・赤など様々な個体が発見されている。ソラマメ虫は幼虫との見解がされているが、成虫の姿を見たものは誰もいない。


…こんな想像をしながら作っていますが、この子たちをお迎えしてくださった方は、ご自身の思いついた設定や、名前で可愛がってくださいね(´`*)