奇妙な動物たちについて

奇妙な動物たちについて、作成にあたりイメージした設定など、興味を持ってくださった方は読んでくれると嬉しいです。 ※お迎えしてくださった方は、ご自身の思いついた設定や、名前で可愛がってくださって大丈夫です(´`*)


ポカカ

絶滅危惧種、飛べない鳥ポカカ。かつて数十億羽以上も生息していたとされるが、乱獲と生息地の破壊で1912年に絶滅に追いやられた種。飛べない為に捕まえやすいことが原因とされている。現在は数羽の雄しか目撃されていない。雄は羽毛に気に入った葉っぱを器用に埋めて体を飾る。当初は森と一体化する為の擬態と考えられていたが、雌を惹きつけるためのアピールであることがわかっている。嗅覚がするどく食いしん坊の為、人間に食べものをせがむが、野生動物に餌を与えることは禁止されている。よだれをたらしてじっと見つめられても禁止である。

プポン

森のどこにでもいる甘えん坊、プポン。実のなる大きな木の上に住んでいる。木から木へ飛び移ることは得意だが、地面での移動は得意ではない。警戒心がなく、多種族と交流的であるため、遠く離れた木に移動したい時には、通りすがりを見つけてはだっこをせがみ、運ぶようにお願いする。移動を手伝うとお礼にどんぐりをくれる。ごくたまに珍しいどんぐりをくれるらしい。だっこを断っても懸命にテコテコ不器用についてくるので断るのは至難の業である。

草人(ヤドリギ族) 

草人の中でも絶滅危惧種のヤドリギ族。食性は植物の種を口から呑みこみ、体全体から水を吸収する。頭の上から種が発芽し、季節によって色々な植物が生える。昼行性で種を探し歩き、近年の調査では1日1000kmを歩く個体も発見されている。頭の上に育った植物の種は、草人が歩くうちに落ちて土に帰る。頭の上から落ちた種を食べることはしない。小さな個体は森のいとし子、宿り玉などと呼ばれ、大切にされている。寿命は定かではないが、古い書物には「種なく命つきる時、愛する地に根をはり神木となる。」と記述がある。 

 ソラマメ虫 

いつもどこかに隠れている臆病な虫。葉っぱの下や、樹洞にいることが多い。大きな口が空豆の黒い部分に似ているためソラマメ虫という。雑食で食べた物によって体の色が変わる。緑・黄・赤など様々な個体が発見されている。ソラマメ虫は幼虫との見解がされているが、成虫の姿を見たものは誰もいない。

Pao(パオ)

どこにでもいる生き物。豚のような鼻は嗅覚が鋭く、鳥のような足はとても器用である。頭がよく警戒心が強いため、仲良くなるには時間がかかる。信頼関係を築くことができれば多種でも共同生活が可能。忠実な相棒となる。しかし1日3回以上砂浴びをするため砂場の確保が必要である。またお腹がすくと不機嫌になるのでご飯は必ず満足させるほど与える必要がある。翼はないがふわふわ飛べる。何故飛べるのかは解明されていない。温暖化の影響で個体数が増え春から夏の時期に空を見ると大量のPaoが浮いている。


ポカカ

プポン

草人